-すもログ- 博多のB級グルメ王は酢もつである。

福岡・博多のおすすめグルメ、美味しいお店の食べ歩きブログ

なぜ酢もつは博多のB級グルメの王様なのか? 少し真面目に考えた

   

 

どーも! 近頃は「酢もつ」のことを想像するだけで唾液がにじみ出てくるようになった、スーさん(@suuuu_3)です。

 

ところで、「博多のB級グルメ王は、酢もつである。」なんていうタイトルでブログを始めたものの、なぜ酢もつがB級グルメの王様なのか、その理由を書かないまま放置していたことに気づきました。(笑)

大勢の読者の皆様から抗議のメールが殺到しておりますので(←嘘です。汗)、今日は、なぜ酢もつが福岡・博多のB級グルメの王様と言えるのか、科学的根拠に基づいて検証してみたいと思います。(長文です)

 

そもそもB級グルメとは?

 

でもその前に、B級グルメって一体何なんでしょうか?

ウィキペディアさんによると、こんなふうに定義されています。

B級グルメとは、安価で、贅沢でなく、庶民的でありながら、おいしいと評判の料理のことである。

『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版』より。

 

なるほど。

つまり、B級グルメは下記の条件を満たす必要があるようです。

<B級グルメの条件>

1.安価
2.贅沢でない
3.庶民的
4.美味しいと評判

 

福岡・博多におけるB級グルメの条件とは?

 

ということで、上の4つの条件について、一つ一つ見ていきましょう。

 

1.「安価」とはどういうことか?

 

まず、B級グルメの条件1「安価」についてですが、一般庶民にとって「安い!」と思えるのは幾らぐらいからでしょうか?

例えばこんなデータがあります。
2015 年サラリーマンのお小遣い調査」(新生銀行)

この調査によるとサラリーマンのランチ代の平均は、男性が601円、女性が666円だそうです。
平均が600円程度ということは、1回当たりの食事代として600円という金額は「普通」、です。

つまり、「安い!」と感じるためには600円より低くなければいけないわけで、最低でもワンコイン、つまり500円以下というのが妥当なところではないでしょうか?

それに、この調査には当然ながらサラリーマン以外の人は含まれていないんですよね、高齢者とか、主婦とか、学生とか。

そういう人たちを合わせると、この600円という数字はもっと下がるはずなので、本当は、「安い!」と感じるのは400円とか300円とかなのかもしれませんが、まあ、わかりやすいところで500円以下ということにしておきましょう。

はい、よろしいですね!
皆さん異議なさそう……なので、次に進みます!  (笑)

 

2.「贅沢でない」とはどういうことか?

 

次に、B級グルメの条件2「贅沢でない」ということについて見てみましょう。

ただ、よく考えてみると「贅沢」というのは相対的なものなんですよねー。
金額だけでは表せないのがちょっと難しいところです。

だって、 同じ500円でも、1本500円(350ml)の缶ビールは贅沢ですし、1本500円のワインはチープな印象ですよね。

うーん…。
ということで、この辺の価値と価格のバランスについては、ごくごく平均的な日本人である私の感覚に、どーんとお任せください!

……はい、よろしいですね。(笑)

 

3.「庶民的」とはどういうことか?

 

続いて、B級グルメの条件3「庶民的」についてです。

庶民的というのはどういうことか、これも調べてみました。

しょみん‐てき【庶民的】

[形動]
1 庶民の生活に合っているさま。「―な店」
2 気質・言動などが、庶民のそれに近いさま。「―な人柄」

『デジタル大辞泉』より。

 

これは、地元福岡・博多の一般住民にとって身近であるかどうか?ということになりそうですね。

身近であるということは、食べたい時にいつでも気軽に食べられるということです。
つまり、たくさんのお店で提供されているということが基準としてシンプルだと思いますが、どうでしょうか。

 

4.「美味しいと評判」とはどういうことか?

最後に、B級グルメの条件4「美味しいと評判」についてです。

実は、ご存知の方も多いと思いますが、グルメ王国である福岡・博多では大体何を食べても美味しいんですよねぇ…。

何を食べても美味しいエリアで「美味しいと評判」であるということですから、やはりこれも3と同じく、たくさんのお店で提供されているということが一つの基準になりそうです。

美味しくなかったらメニューには載りませんからね!

 

つまり、福岡・博多のB級グルメの条件は?

 

以上を踏まえて、福岡・博多のB級グルメの条件を具体化すると、こうなります。

  <博多のB級グルメの条件>

1.500円以下で食べられる
2.私が贅沢だと感じない
3.たくさんのお店で提供されている

 

2については異論が噴出しそうですが、受け付けられません。

いやぁ、ごめんなさいねぇ。^^

 

福岡・博多のB級グルメの王様はいったい誰だ?

 

ということで、多くの人がパッと思い浮かべる次の7つの福岡・博多の名物を、上の基準に当てはめて考えてみましょう。

B級グルメと呼べるのは誰か?
そして、栄えある博多のB級グルメ界の王者はいったい誰なのか?

 

エントリーいただいた方々

●博多ラーメン 様
●もつ鍋 様
●水炊き 様
●ゴマサバ 様
●博多餃子 様
●博多うどん 様
●酢もつ 様

 

博多B級グルメの条件1「500円以下で食べられる」対決!

まず、条件1の「500円以下」に基づいて考えてみましょう。

博多ラーメンは500円以下で食べられるところもありますが、最近はかなり強気な値段設定のお店が多くなっています。
平均すると600円前後ではないでしょうか。
(ああ…。ワンコインで替え玉までできた時代が懐かしくなってきました…。)

残念!落選です!

 

もつ鍋は、一人前1,000円前後が一般的ですね。
高いお店だと、2,000円くらいするところもあります。

ということで、こちらも敗退!

 

水炊きは私も大好きなのですが、かなり高額なA級グルメです。
食べに行くときは一人5,000円ぐらいは覚悟しますので、下々の者が気軽に食べられるものではないですねー。

これは落選というより、そもそも候補に上げたのが間違いでした…。

 

ゴマサバは量にもよりますが、近頃は上品な値段設定のところが多くて、500~700円くらいが一般的ではないでしょうか? 一皿1,000円以上するところも珍しくないです。
気づかないうちに身近なグルメではなくなりつつあるようです。

ということで、ゴマサバも不合格!

 

博多餃子は、一皿500円以下は普通にあるので、サクッと合格!

 

博多うどんも、トッピングに凝らなければ500円未満で食べられるので、こちらも合格!

 

酢もつも、500円以上するのはほとんど見たことないので、余裕で勝ち抜きです!

 

こうやって見てみると、有名どころが一気に脱落しちゃいましたね…。

 

博多B級グルメの条件2「私が贅沢だと感じない」対決!

さあ、初戦を勝ち抜いた3者について、条件2の「私が贅沢だと感じないこと」を検証してみましょう。

博多餃子

博多うどん

酢もつ

うーん。

こう、改めて見渡してみても、3者ともに贅沢な雰囲気は微塵も感じられませんね。

はい、3者とも合格です!

 

博多B級グルメの条件3「多くの店で提供されている」対決!

早くも決勝ラウンドに突入です!
条件3「多くのお店で提供されていること」について考えてみましょう。

これは、すべて調べることはできないので、ざっくり店舗数で見てみます。
NTTのiタウンページで調べてみました。(2016年1月現在)

 

まず博多餃子ですが、福岡市内の餃子店を検索すると、160件ヒットします。
まあまあの数ですね。

これに加えて、居酒屋さんなどで餃子を提供しているところもそれなりにあるので、仮に、福岡市内の和風居酒屋(422件)の5分1の程度(約80件)のお店で餃子が提供されているとすると、160+80=240件になります。

 

続いて博多うどんも、福岡市内のうどん店で検索すると、310件になります。
餃子店の倍ですねー。
こんなに多かったとは、ちょっと驚きです。

実際ここには、讃岐うどんや稲庭うどんのような、博多うどん以外のうどんも含まれているのですが、まあ大目に見てあげましょう。

 

そして酢もつですが、酢もつ専門店というのはおそらく存在しません。
しかし、私の経験上、もつ鍋屋と焼鳥屋にはまず間違いなく酢もつがあります。
そこで検索してみると、福岡市内のもつ鍋店は187件、焼鳥店は638件。
合わせて825件になります。

これに加えて、私の肌感覚では福岡市内の和風居酒屋(422件)の4分の1(約100件)には酢もつが置いてあると思うので、825+100=925件

 

参考までに福岡市内のラーメン店(博多ラーメン以外も含む)は442件、水炊き店は23件です。

これらをすべて並べてみると…

グルメランキング

 

福岡・博多のB級グルメの王様は「酢もつ」に決定!

なんということでしょう。 私自身もびっくりです。

全く想像もしなかった、想定外の酢もつ様が、ダントツぶっちぎりの優勝じゃないですか!

酢もつ様、おめでとうございます!!

 

ということで、皆様ご納得いただけましたでしょうか?

「安価で、贅沢でなく、庶民的でありながら、美味しい」という条件をカンペキに満たす、福岡・博多のB級グルメの王様は酢もつに決定いたしました! (拍手)

 

ちなみに。酢もつは、安くて身近で美味しいだけじゃない!

 

酢もつ様の、あまりのB級グルメっぷりに打ちのめされている方も多いと思いますが、酢もつの凄さは、実はそれだけではないんですよねー。

この時代にあって、酢もつが何より素晴らしいのは、とにかくヘルシーであること。
牛や豚の内臓を湯がいたものなので、高たんぱくで低カロリーなんです。
しかも、それをポン酢でいただくのですから、ヘルシー以外の何物でもありませんよね~。

さらに、召し上がったことのある方はご存知だと思いますが、酢もつは注文するとすぐに出てきます。

安くて、身近で、美味しくて、しかもヘルシー!
なおかつスピーディー!

こんな理想的な酒の肴が、ほかにあるでしょうか?

皆さん、博多に来たときは、ぜひ「酢もつ」を召し上がってみてくださいね!

 

ちなみに。取り寄せ・通販で買える「酢もつ」もあります

 

⇒黄金屋 名物酢もつ(250g/5人前)

⇒蟻月 酢もつ 2パックセット ゆず胡椒付

 

 

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